鎌倉市図書館では、平成31年度から4年間の「第3次鎌倉市図書館サービス計画 」の策定に先立ち 、鎌倉市図書館の目指すべき姿を明確にすることが大切であると考え、鎌倉市図書館ビジョンを定めました。
平成31(2019)年 3月策定
知りたい情報、求める資料(本・雑誌・AV 資料など)と市民をつなぎ、現在と過去、未来をつなぎます。全国の図書館、各種教育機関、文化施設、福祉施設等とつながり、幅広い図書館サービスを提供します。年代も立場もさまざまな人々に、必要とされている資料や情報を届けます。
利用しやすい開館時間を設定します。
資料のデジタル化や宅配サービスなど、サービス網を広げます。
学校図書館等との連携をすすめます。
障害のある人もない人も使いやすく。
施設のユニバーサルデザイン化をすすめます。
それぞれの人にあった、多種多様な資料をそろえます。
市民参画・協働の図書館として、市民とともに図書館サービスをひろげていきます。図書館での活動を通し、必要な情報を発信し、さまざまな世代が交流できる場となるよう取り組みます。親しみやすく、多くの人が気軽に集うことできる、市民の居場所を目指します。
楽しいイベント、役立つ講座知って便利な情報を届けます。
さまざな世代が集まり、出会い、なにかが生まれる!そんな場所を目指します。
にぎわいも、静寂も、くつろぎも。いっしょに楽しむ親子も、集中したい学生も、たまにはのんびりしたい大人も。ゾーンを分けてみんな快適にすごせる施設をつくります。
全国的にも貴重な鎌倉の歴史的遺産と文化を後世に伝えます。これまでの歩みを大切に、地域資料を通して歴史ある鎌倉の魅力を発信し、100年先の未来にも誇れる図書館を目指します。
生まれたばかりの赤ちゃんから、すべてのライフステージで。
どんな時も力になる図書館になります。
地域の情報は、いにしえから未来まで。郷土学習を応援します。
まちの情報拠点になり、まちの記憶の保存庫になります。
図書館サービスを充実させていくために、図書館を支える司書の育成に取り組みます。
鎌倉市図書館は、鎌倉に住まい、鎌倉に生き、鎌倉を愛する人のための図書館です。
市民の「知る自由」を保障し、誰も取りこぼさない知的セーフティーネットでなければなりません。
市は責任を持って持続可能な図書館経営を行っていく必要があります。
職員は、市民から何を望まれているのかを常に立ち返って考え、市民の声に応え、協働して歩む姿勢を忘れてはなりません。
蓄積された過去を知り、移り変わる現在を学び、未来に思いをはせるための場所。
図書館にしかできないことを見失わず、100年先まで鎌倉に生きる人たちの力になる場所。
それが鎌倉市図書館のあるべき姿です。