
◆写真展「古都鎌倉へのまなざし」
会期:平成19年度11月20日(火)~25日(日)
会場:鎌倉市生涯学習センター 市民ギャラリー
主催:鎌倉市図書館 近代史資料室
協力:
この写真展は元鎌倉国宝館カメラマン安田三郎氏の写真と、市民から提供された明治以来の鎌倉を物語る古写真の2つのブロックから構成し、開催しました。合計約550枚を展示しました。
写真家安田三郎氏は自然と歴史を愛し、昭和30年代から急激に変わりつつある鎌倉の風景をカメラに収め続けられた方です。いつも現場に足を運び、その対象となるものの美しさ、あるいは失われゆく姿を多くの人に伝えようとしました。昭和25年から昭和55年まで鎌倉国宝館のカメラマンとして仏像や古建築、風景、人物、史跡、行事等を撮り続けました。
現在、安田氏の残した膨大な写真は、鎌倉市中央図書館に寄贈され、ボランティアグループ「安田三郎写真を保存する会」の協力を得て整理されています。会場では今は亡き氏との楽しい思い出を懐かしむように写真の前で人びとがさざめいていました。
中央図書館所蔵古写真ブロックは、幕末から昭和40年代までの鎌倉の自然と人びとの姿を映し出した写真です。来場者からは驚いたり、しばし言葉を失ったり、懐かしんだり、様々な反響がありました。
2500コマ以上ある安田三郎撮影写真の中から写真をセレクトし、キャプションを付け、展示写真を作成し、会場で飾り付けるまで、なんと7年の歳月を要しました。
自発的な意志で参加してくださった方々の専門的技術や粘り強さに支えられてこの写真展を開催することができました。
会場には安田写真の画面検索コーナーやスライドショーを映し出すスクリーンをボランティアの尽力で設置することができました。
6日間で鎌倉市民を中心に2,000人もの方が来場され、おおいにこの展示を楽しまれました。
*写真展の詳しい様子は「写真展 古都鎌倉へのまなざし 記録集」「続 古都鎌倉へのまなざし 記録集」に収録されています。図書館がご覧になれます。
*安田三郎氏の写真の一部をこのホームページ内の収集写真の紹介コーナーでご覧いただけます。(リンク)
◆安田三郎氏紹介
安田三郎氏略歴
1919年東京神田で生まれる。
写真科学を専攻し、富士写真フィルム勤務。
1950年から1980年まで鎌倉国宝館勤務。
文化財の調査、資料整備に従事。
2002年6月6日没。
おもな著作
『鎌倉 み仏へのいざない』(アルファ社)
『鎌倉歴史散策』(保育社)
『文化財の見方』(保育社)

◆ボランティア団体
□〈CPCの会〉「湘南・鎌倉生涯現役の会」部会
写真(photograph)を通して、地域社会(community)に貢献(contribution)しようと活動している会です。
近代史資料収集室の古写真の収集・整理、写真展の開催などに協力しています。
平成16年度から「鎌倉の谷戸の現状撮影と調査」活動をはじめました。
□〈鎌倉アカデミアを伝える会〉
鎌倉アカデミア創立60周年記念祭実行委員会が、18年5月に集いを開催した後、「鎌倉アカデミアを伝える会」と会の名称を変更しました。
鎌倉アカデミアに関する資料
保存やシンポジウムの開催など、アカデミアについて広く伝える活動を行っています。
□〈郷土史料を読む会〉
近世文書の解読、整理を行っています。
□〈玉縄の古文書を読む会〉
玉縄を中心とした地域の古文書資料を読みながら、郷土史の勉強をしています。
平成16年度に「東海道藤沢宿 助郷会所日記 天保二年卯年」を発行しました。
□〈虫の会〉
近世、近代資料の解読、整理を行っています。
□〈安田三郎写真を保存する会〉
故安田三郎氏撮影の写真・ネガフィルムの整理を行っています。
平成16年度に写真展「古都鎌倉へのまなざしと思い―安田三郎写真展―」を開催
しました。




