まめちしき

図書館ってどんなところ?

図書館はみんなの「知る権利」(しるけんり)をまもり、「プライバシー」をまもります。

  • 図書館は、赤ちゃんからおとしよりまで、だれでもつかえます。お金もかかりません。
  • 勉強(べんきょう)と経験(けいけん)をつんだスタッフが、みなさんの「しりたい」ことや「しらべたい」ことをてだすけします。
  • 一つのことがらについて、いろいろな考えかたの本をあつめます。「この本をおかなければならない」とか、「おいてはならない」というような圧力(あつりょく)にはまけないで、みんながしりたいことについて、いろいろな考えかたがあることをしることができるよう、たくさんの本をあつめます。
  • 図書館は、みなさんが「よんでみたい」と思う本を集め(あつめ)、保存(ほぞん)し、貸出し(かしだし)します。
  • 本やCDなどをみなさんがさがしやすいようにたなにおいています。 図書館では、本やCDをテーマごとにわけておいています。みなさんが本やCDをさがすおてつだいをいつでもします。きがるに声をかけてください。
  • 図書館は、みんなのプライバシーをまもります。
    図書館は、みなさんがどこにすんでいるかとか、でんわばんごうや生れた日など だけでなく、今どんな本やCDをかりて、よやくしているかなどのたくさんの個人情報(こじんじょうほう=プライバシー)を もっています。
    でも、図書館は、たとえば家族の人にも、みんながなにをかりているか、よやくしているかなどの情報を、みんなにだまって おしえたりしません。
    図書館では、かりたものをかえしてもらったら、だれがなにをかりていたかはわからないように、データをけしています。

鎌倉市図書館のれきし

明治44年(1911) 7月 町立図書館として、鎌倉小学校(今の第一小学校)の中に図書館誕生(たんじょう)!!
昭和11年(1936) 5月 間島愛子(まじまあいこ)さんからの寄付(きふ)で、大町蔵屋敷(おおまちくらやしき)に新しい図書館ができる。
昭和49年(1974) 10月 中央図書館ができる
昭和55年(1980) 5月 深沢図書館ができる
昭和57年(1982) 10月 大船図書館ができる
昭和62年(1987) 4月 玉縄図書館ができる
平成7年(1995) 7月 図書館にコンピュータシステムが入る
平成10年(1998) 10月 鎌倉市の人が藤沢市の図書館でもかりられるようになる
図書館のホームページができる
平成11年(1999) 3月 腰越図書館ができる
7月 図書館のホームページで本やCDがさがせるようになる
平成14年(2002) 5月 鎌倉駅にブックポストをおく
平成16年(2004) 3月 コンピュータシステムを新しくし、図書館のパソコンから予約ができるようになる。
4月 図書館のホームページから予約ができるようになる
平成19年(2007) 4月 大船駅にブックポストをおく
平成21年(2009) 10月 コンピュータシステムをまた新しくし、図書館のホームページに「こどもページ」ができる
平成23年(2011) 7月 鎌倉市図書館が開館して100年に
平成24年(2012) 10月 「ぬいぐるみのおとまり会」をはじめて行う
平成27年(2015) 3月 コンピュータシステムをまた新しくし、ホームページや検索機からリクエストができるようになる。

図書館ではたらくには

鎌倉市の図書館では、「司書(ししょ)」という、図書館ではたらく資格(しかく)をもった職員がはたらいています。
「司書」資格は、大学で勉強(べんきょう)したり、夏や夜の講座(こうざ)、通信教育(つうしんきょういく)などでとることができます。

鎌倉市図書館の職員は、鎌倉市の職員の一人なので、鎌倉市の職員採用試験(さいようしけん)をうけます。
嘱託員(職員のてつだいをする人)は、たりなくなったときに募集(ぼしゅう)しています。司書の資格がいります。
今すぐに図書館の仕事をやってみたい人は毎年夏に、図書館のしごとを体験(たいけん)する行事(ぎょうじ)「としょかんいんになってみよう(一日図書館員)」を行っています。

図書館の仕事のうらがわがみられるチャンスです。カウンターで本当に貸出(かしだし)や返却(へんきゃく)をしたり、本をさがすおてつだいを体験してみる図書館クイズなどをやります。
ふだんは入ることのできない地下書庫(ちかしょこ)をたんけんしたり、ブックポストの中を見たりもできます!
としょかんいんになってみたい人は、ぜひさんかしてみてください!